FXトレードで、ファンダメンタルズは重要なの?
それともテクニカルだけでOK?
そんな疑問についてまとめてみました。
仕事や生活リズム、得意・不得意によって変わってくると思いますが、あなたはどんな投資スタイルでしょうか?
短期トレード、中長期トレード、投資スタイルによって上手くいくためのポイントはそれぞれ違います。
もくじ
ファンダメンタルズとは?
まず、ファンダメンタルズとは何か?確認しましょう。
国や地域の場合、経済成長率、物価上昇率、財政収支などがこれに当たり、企業の場合は、売上高や利益といった業績や資産、負債などの財務状況が挙げられます。
ファンダメンタルズをもとに株価や為替の値動きを予測することをファンダメンタルズ分析といいます。
引用元: https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/fu/J0039.html
株価や為替の値動きを予想するためには重要な要素になりますね。
【FXの場合】
2カ国間の相対的な為替の変動です。例えばドル円ならばアメリカと日本の関係性、貿易収支などにより為替の値動きが変わります。
【株式投資の場合】
売り上げや利益などの業績のほか、企業の財政データから導かれたPER・PBR・ROEなどを用いて分析することです。
短期トレードならテクニカル重視
スキャルピングやデイトレード、いわゆる短期トレードの場合はテクニカルを重要視したほうが良いでしょう。
テクニカルとは、トレンドラインを引いたり移動平均線やボリンジャーバンドで判断するなど、チャートを分析しトレードすることですね。
1分、5分、15分足など短い時間足を使うのが一般的で、多くのトレーダーはチャートを分析しながら今後の値動きを予想しています。
この場合、ファンダメンタルズをそれほど重要視する必要はありません。
小さな時間軸でのトレードでは大きな影響がないからです。
だた、注意が必要なのは「大統領選挙」「要人発言」などの大きなイベントを把握しておくことです。
経済指標は無視して大丈夫!とチャート分析だけでトレードすると大やけどする可能性もあります。
大きなイベントでは、チャート分析での思惑を大きく裏切り、とんでもない値動きをするものです。
短期トレードをする人も、経済指標や大きなイベントはチェックしておきましょう。
経済指標などによる価格変動に巻き込まれたくない、予想ができない、チャート分析が通用しない、このような場合は一旦事前にポジションを決済しておくと良いですね。
中長期トレードならファンダメンタルズを重視
反対に、スイングトレードやポジショントレードと呼ばれる長期トレードの場合、ファンダメンタルズを重要視する必要があります。
チャート分析を取り入れる場合も多いですが、ファンダメンタルズ分析も欠かせません。
市場価格だけでなく、”本質的な”価格を見出し分析・判断していきます。
数日、数週間、それ以上ポジションを保有する訳なので、経済・貿易・国の関係性などは値動きに影響してきますね。
だた、値動きに反映されるタイミングは難しいことがあります。
投資家の情報収集に時間がかかる場合は値動きが遅れますし、投資家の予想が早ければその価格は「織り込み済み」となっている訳ですね。
また、世界中で起こっている軍事的なことや事件・テロ・災害なども値動きの変動に大きく影響します。
世界に影響を及ぼすような大企業のニュース(良い悪いに関わらず)や、システム障害なども同様と言えます。
中長期トレードをする場合は、世界で何が起こっているか視野を広げファンダメンタルズ分析を重要視していくと良いですね。
自分に合ったトレードを実践してみてね。
またお会いしましょう♪