あさみ
あさみだよ♪
2019年、年明けの為替相場は波乱の幕開けとなりましたね。

 
 

2019年1月3日、一時108円台→104円台へ 原因は?

2019年、年明け早々波乱の幕開けとなりましたね。2019年1月3日、一時108円台→104円台へ。この間、わずか1分程度の時間でした。FXトレードされていた皆さん、大丈夫でしたでしょうか?

原因としては、このように言われています。

  • Appleショック
  • リスク回避の円買い
  • 薄商いの機関投資家の空売り
円はアジア時間早朝、米ドルに対し一時3.7%高の104円87銭と、昨年3月26日以来の高値を記録。米アップルが中国など新興国市場の低迷を理由に2018年10-12月(第1四半期)売上高予想を引き下げた影響が外為市場にも波及した。中国や新興国市場の代替通貨と見なされる豪ドルは一時3.5%安の1豪ドル=0.6741米ドルと、2009年3月以来の安値を付けた。bloomberg

Apple業績不振だけであれだけの為替変動は起こり得ないわけですが、大きな原因としてこれでしょう。

正月休暇の取引が少ない「薄商い」のなか、機関投資家の空売りによって価格が引っ張られたと考えられます。

普段より取引高が少ないため、価格が変動しやすいわけですね。

FX市場では強制ロスカット続出?

ドル円で1円動くことは相当なことだと言われているなか、4円近くの円高を記録したので、レバレッジかけて取引している多くのトレーダーは強制ロスカットに見舞われています。

そのため、退場も量産された様子でございます。

Twitterでも多くの嘆きが・・・。

https://twitter.com/nekutaru/status/1080625849043378176?s=21

強制ロスカットを避けるには?

一番大事なこと、それは資金管理です。

多くのトレーダーはレバレッジをかけて取引していると思いますが、証拠金維持率を意識して余裕を持った取引をしないと、あっという間に強制ロスカットくらいますので。

また、年末年始またいでポジションを持つのはとてもリスクが高いと言えます。私は土日でもポジションを持ち越ししたくありません。基本的には日をまたがない短期トレードを好みます。

トレードスタイルには好みや得意・不得意などあると思いますが、初心者は特に長期休暇や、雇用統計、要人発言など相場が動きやすい時はポジションを持たないことをお勧めします。

もしポジションを持ち続ける場合、決済逆指値注文をお忘れなく。

7日、週明けの月曜には早くも反発の動き

7日午後の東京市場で、ドル・円は108円30銭手前に値を戻す展開。日経平均株価は上昇基調を維持し、米株式先物も堅調地合いが続き、株高を好感した円売りに振れやすい。一方、ユーロ・ドルは1.1430ドルまで上昇後に失速し、ドルを小幅に押し上げたようだ。米10年債利回りは前日比ほぼ横ばいで推移している。Kabutan

米雇用統計は悪くなく、急落もなくなった印象がありますね。

すぐに相場が反発していることを受けて、強制ロスカットにあったトレーダーからは「死に損だった」などという発言も聞かれております。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は4日、利上げを一時停止する可能性を示唆し、荒れ模様の金融市場を何とか落ち着かせることができた。だがその結果、金融政策を巡るメッセージはこれまでより不鮮明になり、このような沈静化策がいつまで通用するのか問われることになりそうだ。Kabutan

今後の動きはやや不透明な感じがありますが、2019年の幕開け大波乱の相場を教訓に資金管理とリスク管理をして健全な取引をしていきましょう。