クレジットカードって種類がありすぎて、結局どれがいいのか分からなくなるんだよね…
近年、クレジットカード事情が変わってきているのを知っていますか?
一度作ったカードを使い続けていたら損するかも知れませんよ。
買い物習慣や考えかた別で、持つべきクレジットカードについて検証してみました。
もくじ
近年起こっているクレジットカード事情の変化
ゴールドカードステータスの低下
ゴールドカードといえば、昔はハードルが高くて憧れの存在だったようですね。
部下に奢る上司や、恋人にご馳走する男性が「キラーン♪」とカッコつけて支払いしていたアイテムだったんだと思います。
以前は、年収800万円以上とか持ち家じゃないと作れないとか…条件が厳しかったんですね。
今は全くそんなことはなく、年収300万円もあれば余裕で作れてしまいます。
そして、持ち家ではなく賃貸住まいでも可能です。ずいぶんと変わりましたよね。
年会費は高くても1~2万円、安いものだと2000円程度で作れてしまう低年会費のものもあります。
その、低年会費のゴールドカードはフリーターでも作れるようになっています。フリーターにニーズがあるのかは分かりませんが…
ゴールドカードを持つメリットは?
ゴールドカードを持つメリットと言えば、まず空港ラウンジが利用できることです。
ドリンクや軽食サービスもある空港ラウンジは、ゴールドカードがないと入場できません。
空港での出発前、ゆったり寛げる空間にいるのか、混み合った硬い椅子でジーっと過ごすのかは大きな違いです。
あとは、海外旅行保険が付帯していることです。
旅行先での盗難、事故、遅延などの損害を補償してもらえます。
実際、海外のホテルで盗難にあったことがありますが、50万円ほど補償してもらった経験があります。
その時は、あ~良かった!!と思いましたね。
また、海外での医療費はとんでもなく高いので、万が一の病気やケガのための備えとしても有効です。
障害保険として2000万円は少なくとも補償があるので安心です。高ければ1億円程度の保証がつくカードもあります。
その他、ポイント制度の優遇やレストラン優待サービスなどのサービスを受けることもできますからね。
プラチナカードのハードルが下がった
お分かりかと思いますが、プラチナカードはゴールドカードの1つ上のランクです。
ゴールドカードのステータスが下がる一方で、プラチナカードのハードルが下がり持ちやすくなっています。
従来はゴールドの格上ですので、高所得の富裕層、エグゼクティブが持つイメージです。
もちろん基本的には富裕層御用達ですが、以前よりグーンとハードルが下がったため30~40代のごく普通の所得層の人にも作れるようになっています。
それは何故かというと、年会費2万円台から持てるカードが登場しているからです。
そうなれば、どんどんプラチナを持つ人も増えますよね。
ちなみに、定評のあるアメックスのプラチナカードの年会費は15万円近くになります。プラチナはピンからキリまで存在します。
プラチナカードを持つメリットは?
ゴールドカードとの決定的な違いは、きめ細かいサービスです。
代表的なのはコンシェルジュサービスで、宿泊やレストランの予約・新幹線や飛行機の手配、中には病気になった時の相談窓口もあります。
単なる予約の代行という役割だけでなく、接待で使えるおすすめのお店を調べてもらったりと「秘書」のように頼れるサービスです。
その他、専門誌が送られてくるサービスもあります。これに関しては富裕層ターゲットの広告ばかりという現状ですがw
もちろん、ポイント制度の優遇はゴールド以上に受けることができます。
ステータスやサービスで選ぶなら、ゴールドカードよりプラチナカードの方がコストパフォーマンスが高いと言えます。
何枚かクレジットカードを持つのが定説ですが、プラチナカードをメインにするという選択肢もありかもしれませんね。
年会費無料でお得なクレジットカードは?
すでに触れてきたゴールドやプラチナと違い、年会費無料のカードは近年の大きな変化はないです。
ポイント還元率の高いカードが根強い人気でしたが、還元率の引き下げや募集停止になったケースもあり、現在は還元率1%が標準ラインになっています。
ネットショップ系クレジットカード
ネットショップ系クレジットカードは、自社サイトでの買い物をした際のポイント還元が抜群に高いのが特徴です。
還元率8%~10%以上になることもザラなので、ネットショッピングするなら断然お得ですよね。
楽天カード
買い物で楽天スーパーポイントが貯まり、楽天市場のスーパーポイントアッププログラム開催中では最大還元率8%になることもあります。
楽天モバイルを利用するとさらに1%プラスられるので、ポイント集めたい場合はスマホも揃えると良いですね。
顧客満足度調査ではナンバーワンを誇る、人気のカードです。
マクドナルドでは、提示するだけでポイント付与されるようになっています。
カード申し込みすると、時期によっては8000円分のポイントプレゼントがあるのも嬉しいところです。
Yahoo!JAPANカード
こちらは共通のポイントで人気のある「Tポイント」が貯まるのが魅力です。
Yahoo!ショッピングを利用すると還元率3%になります。ソフトバンクユーザーならポイント10倍(還元率10%)以上もらえます。
常に10%割引で買い物が出来るようになるのでお得感満載ですね。
キャッシュバック系クレジットカード
キャッシュバック系クレジットカードは、ポイント交換が面倒な人やネットショッピングを利用しない人に向いています。
ポイントの失効も気にする必要がなく、還元率に応じたキャッシュバックを受けることが出来ます。
P-oneカード<Standard>
自動的に利用した金額の1%が割引されるカード。
例えば1万円使ったら9900円の請求となり、面倒な交換手続きなども要りません。
ネットショップ系とは違い、いつでもどこでも、キャッシュバックが受けられるメリットがあります。
Booing.comカード
ホテルや宿を予約できるサイト、Booing.comのカードですね。
ショッピング利用ではどこで使っても1%がキャッシュバックポイントとして貯まり翌月還元されます。
専用サイトで予約し現地でカード支払いすれば、宿泊代金の5%がポイント還元されます。
出張や旅行が多く、Booing.comを使えばかなりお得になりますね。