宝くじって買ったことありますか?
夢を抱いている場合ではありません…。
これを知れば、二度と買わなくなるかもしれませんよ(汗)
宝くじといえば「サマージャンボ」や「年末ジャンボ」をはじめ、年間通して売り出されていますよね。
人気の宝くじ売り場では大行列で、よくニュースになったりします。
でも実は、ギャンブルよりも手を出してはいけないものだったのをご存知でしたか??
もくじ
「宝くじ」の還元率は驚異的に低い
還元率とは、全体の売り上げのうち「当たり」として購入者に還元する割合のことです。
還元しなかった分は、運営側(=胴元)の取り分となる訳ですね。
宝くじの還元率は、なんと、約47%です…。
ひ、低すぎる!!と思いませんか?
比較すると、競馬の還元率は75%、パチンコの還元率は90%あります。
競馬やパチンコの方がギャンブルとして非難されがちですよね。
「隣のご主人はギャンブル依存症なんですって~!」とかウワサ話しておきながら、ちゃっかり宝くじを買っている奥様はたくさんいそうです(笑)
宝くじの収益金のたった47%を全体で分け合っているという現状、どう考えても効率的ではありませんよね。
買った時点で半分以上損しているのですから。
「夢を買う!」とよく耳にしますが、それであればホドホドにしておいた方が良さそうです。
収益金の半分以上はみずほ銀行(=胴元)の方に流れますが、この一部(全体の38%)は公共事業に使われています。
買うなら「夢を…」ではなく「寄付」するつもりでの購入をおすすめします。
当選しやすい「宝くじ売り場」は存在しない
行列のできる有名な宝くじ売り場ってありますね。
東京では「西銀座チャンスセンター」が有名で、シーズンになると何時間も並ぶ長蛇の列が出来ています。
1億円が〇〇本出ました!!と宣伝されていますが、果たして本当に当選しやすいのでしょうか?
よく考えれば分かることですが、本当のところはどこで買っても同じです。
ランダムに決まる数字ですから、確率は同じ。インターネット上での購入を含めて皆さん平等です。
ただ、売れている本数が多い売り場では、それに比例して当選本数も多くなる訳ですね。当然の理屈です。
寒い中、何時間かけて並ばなくても良いのではないでしょうか?
2018年末ジャンボ【1等 7億円】の当選確率
2018年の宝くじは、1ユニット=2000万枚という単位で24ユニット販売されます。
1等は1ユニットあたり1本になります。全体での1等は24本になります。
何だか1等が24本もあるなら当たりそう!?と思うかもしれませんが、とんでもないですよw
販売される全体の枚数は、24×2000万枚=4億8000万枚です。
この中からたった24本というわけです。
1等が当たる確率は1/20,000,000、言い換えると0.00000005%という計算になります。
何というか、全く身近には感じられない天文学的は数字…。
これでも買おうと思いますか??
個人的には、リターンの見込める堅実な投資の方がいいなぁ…と思います。