もうすぐ2019年、亥年を迎えようとしていますね。
「亥年」はどんな年になるのでしょうか?
もくじ
「亥年」の意味合いとは
イノシシというと、猪突猛進のイメージがあるのでガンガン突き進むのかな...?
と思いきや、そうではないんですね。
12の干支の中で「亥」は最後になります。
子年から始まった一連の流れが終息する時なのです。
熟した実が種に変わり終りを迎える。言いかえると、次の年への準備期間としてエネルギーを蓄える訳ですね。
決して突進するわけではなく、静かに準備する・備える大切な年ということです。
またイノシシ(猪)の肉は栄養価があり、昔から「無病息災」と言われてきました。
そんな意味も込められている年なんですね。
ぜひ、猪鍋(ぼたん鍋)を頂いて体を温めましょう!
相場においては足踏み状態!?
よく、干支になぞって相場が例えられます。
2018年の株式市場においては、過去7年を下回る終値だったため、「笑う」までは至らなかったようです。
2019年、亥年は「固まる」と言われています。
小幅な値動きと予想されていますので、足踏み状態となってしまうのでしょうか。
大きな博打は避け、静かにエネルギーを蓄えて資産を守る方が得策なのかも知れませんね。
亥年は災害が多い!?
過去を振り返ってみると、亥年には災害が多く起こっています。
1923年、関東大震災(M7.9)
1935年、静岡中部地震(M6.4)
1947年、カスリーン台風
1959年、伊勢湾台風
1971年、十勝沖地震
1983年、日本海中部地震(M7.7)、大韓航空機墜落事件、三宅島噴火
1995年、阪神淡路大震災(M7.3)、地下鉄サリン事件
2007年、能登半島地震(M6.9)、新潟県中部地震(M6.8)
記憶に残る、甚大な被害があった悲しい出来事ばかりかと思います。
それ以前も、江戸時代から明治にかけても地震や富士山の噴火が起こっています。
2019年は自然災害においても「固まる」ようになってほしい、何事もないことを祈りますが、防災を意識し備えておくことが大切な年になるでしょう。
ちなみに「防災の日」が出来たのは、1959年の伊勢湾台風で5000人を超える死者・行方不明者がありきっかけとなったと言われています。
まとめ
亥年は、例えるなら冬。春に新しい芽を出すまでにエネルギーを蓄える年です。
「攻める」より「守り」に徹したほうが良い年でもあります。
お金に関しては積極的な運用よりも保全を意識すると良いでしょう。
経営に関しては設備投資や人材育成など、内部環境を整えるのに良い年ではないでしょうか。
勉強は自信を磨くための「インプット」を徹底し、翌年に活かすようにすると良いですね。
余談になりますが、仮想通貨の市場においても爆発的な値上がりを期待しない方が良いと思っています。
数年かけて市場拡大していくのではないでしょうか。